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今回は高い音楽性を誇るグループ!スティーリー・ダン Steely Danをご紹介します。
ドナルド・フェイゲンウォルター・ベッカーを中心に、
一流のミュージシャンを集めて、1972年にアメリカで結成。
とにかく演奏、サウンドにこだわったバンドで、
ロックやブラックミュージック、ジャズといった幅広く多様性を持った音楽性で、
クロスオーバーサウンドと呼ばれています。
でもそういう難しい話は抜きで、とにかく聴いてもらえれば、
全てにおいて優れていることは、解っていただけると思います。

メンバーは、
ドナルド・フェイゲン(ボーカル、キーボード)
ウォルター・ベッカー(ギター、ボーカル)
ジェフ・バクスター(ギター)
デニー・ディアス(ギター)
ジム・ホダー(ドラムス、ボーカル)
デヴィッド・パーマー(ボーカル)

ゲイリー・カッツ(プロデューサー)
ロジャー・ニコルズ(エンジニア)

そうそうたるスタッフですね。

アルバムはレコード時代からCDまで、全部所有してますし、
隅々まで何度も聴いております。
その数あるアルバムの中で、後期の新しめのものも好きなんですが…、
でもはじめて聴くって方には、ファーストから順番に聴いてほしところなんですが、
迷いに迷って、中期のオススメ2枚、
「幻想の摩天楼」The Royal Scam (1976年) と、
「彩(エイジャ)」Aja (1977年)を、今回ご紹介したいとます。
まず「幻想の摩天楼」 The Royal Scamですが、
このアルバムはスティーリー・ダンのアルバムの中では、
ギターが前面に引き出された曲が多く、最もロック色の強いアルバムですね。
1曲目の “Kid Charlemagne” から、名人ラリーカールトンのギターが盛り上げてくれます。
2曲目の”The Caves Of Altamira”も渋い!
“Green Earrings”“Sign In Stranger”とグルーヴ感のある曲がバランスよく続いて、
最高の仕上がりになっています。

次のアルバムは、誰もが認めるスティーリー・ダンの最高傑作!
「彩(エイジャ)」Ajaです。
こちらはとにかく曲、演奏の完成度など、全てにおいてクオリティーが高い!
もちろん参加ミュージシャンも一流揃い。
まず何よりも、最高中の最高の1曲 “Peg「ペグ」” ですね。
なんか全体的に、しゃれた感じで、文句なしの最高傑作!
ずっといろんなランキングなどで、常に残り続けていくアルバムでしょう。

このあたりから
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー二人のユニットになり、
一流のミュージシャンを集めてアルバムを制作する、
という形になったようです。

81年ころから、長い活動停止に入るのですが、
その間二人ともお互いソロ活動をずっと行っています。
それをを経て、2000年に20年ぶりの新作、
「トゥー・アゲインスト・ネイチャー」を発表しました。
このアルバムは全米6位を記録し、同年のグラミー賞では最優秀アルバムをはじめ、
4部門を獲得しています。

2001年に「ロックの殿堂」入りを果たし、
2003年には、アルバム「彩(エイジャ)」Ajaは、グラミー賞殿堂入りを果たしています。

2017年残念なことに、ウォルター・ベッカーが死去し、
スティーリー・ダン Steely Danは、今後ドナルド・フェイゲンのソロユニットとして、
続けていくということになるようです。

そういうこともあってこのスティーリー・ダン Steely Dan
おすすめ2枚のアルバム、
「幻想の摩天楼」The Royal Scam (1976年) 、
「彩(エイジャ)」Aja (1977年)
是非どうぞ!

現在この他いろんなアーティストのアルバムを、
いろんなフォーマットやメディア、配信プログラムから、
最高の音質で聴くことができます!是非どうぞ!

幻想の摩天楼 The Royal Scam/スティーリー・ダン
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彩(エイジャ)/スティーリー・ダン
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